タイトルに「計画編」と断定的に書くと、さも記憶なり記録が十分に残されて
色々と記事のネタが有ると思われるだろうが、ほとんど無い!
なので、「盛って」書こうか。以下の3つで書いてゆこうか
0.3つの前にそもそも行くきっかけ
1.北海道までのルートをどうするか
2.実行時期はいつ頃にするか
3.持って行く物(揃える物)は
まずは、
■0.3つの前にそもそも行くきっかけ
単純に、職場の先輩であったS・Hさんに誘われたから、
なのだが今にして思えば、S・Hさんは前年の1993年(たぶん)に
初北海道ツーリングを経験済で、そこで気に入って翌年も行きたいものの
「一人ではなぁ」という思いもあり、俺を誘ってくれたのだろう。
「ライダーなら北海道ツーリングくらい経験しないと一人前とは言えないよ」
的な言葉で熱く語られた記憶が有る!
単純な俺は、まんまとその気になり。。。。
■1.北海道までのルートをどうするか
最初に予約を取ろうとしたのはフェリーではなく、なんと「鉄道」だった!
「MOTOトレイン」という上野ー函館間を走行する急行「八甲田」に、
寝台客車とバイク積載用の荷物車を増結した列車。結構人気が有った!
最寄のみどりの窓口のあるJR駅へ行き、積載可能なバイクのサイズと車検証
を比較され、なんとサイズオーバー!!ハーレーの長さが制限を結構超えて
いた記憶が有る。。。あえなく撃沈!2016年を最後に、定期夜行列車で
いわゆるブルートレインに近いものが無くなってしまった現在からすると、
乗っておきたかった!
こうなると、次の選択肢はフェリーになって来る。
当時は今よりも北海道への長距離航路があった。
現在(2020年)関東からの選択肢は実質的に、新潟-小樽、大洗-苫小牧、
仙台-苫小牧、の他に妥協して新潟-秋田経由-苫小牧(東)の4航路のみだが、
このほかに、直江津-岩内、大洗-室蘭、東京-釧路が有ったと思う。
※秋田経由は現在のみ
↓の写真は、当時利用した太平洋フェリー仙台-苫小牧航路で「きそ」として
乗船した現在?の姿
現在ならばフェリーそれぞれのスペックなども気にして航路選択するところだが、
おそらく当時の俺ら2人はフェリー経験が無く、航路と時刻、料金を比較した結果
太平洋フェリー仙台20:30発 - 苫小牧:11:00着(翌日)を選択したと思わ
れます。※時間は記憶(多少違うかもしれません)
またこの「初代きそ」は、トン数1万3000t、全長190メートルを超える、
当時かなり大きく、船内も豪華なフェリーだった様で、これが船旅の良い印象に
なったのでしょう。
■2.実行時期はいつ頃にするか
これはほどんど記憶が無いけれど、■1の「MOTOトレイン」は臨時列車で
7月20日頃から8月下旬頃のみの運行であったように思う。
また、意外と北海道の夏は雨が多い、というのは何処から聞いたのか知っていた
為になるべく雨の少ない時期をと思い、7月下旬出発して7月末か8月上旬
に旅を終えた、と思われる。
※霧多布岬のキャンプ場の写真をみて是非利用してみたいと思ったが、
霧が多いらしいので現地の役所に電話して「霧が少ないのはいつ頃か」
と聞きました。この結果を判断に使用したかは不明です!
■3.持っていく必要のあるものは
S・Hさんの中での「北海道ツーリング」がベースとなっていて、
・キャンプ(疲れた場合には宿利用を選択する)ツーリング
・食事の自炊はしない
・荷物は極力少なく(ライダーなら当然だがどこまで減らせるかは大きく違うと思います)
が今でもベースになっています。当たり前のように、これが北海道ツーリングだと
思っていましたが、最初の入り方が違えばまた別のスタイルとなっていったでしょう。
キャンツーという事は当然キャンプ道具が必要になります。
テント、ランタン、バーナー
テントはアウトドアが好きだったK・Yさんに勧められた石井スポーツの
ゴア・ライト!当時でも5万円位したと思います。
ランタン、バーナーも進められるがままにイワタニプリムスの定番品。
こうしてみると、俺の初北海道ツーリングは外的要因で確立されてゆくのでした・・・
次回以降はいよいよ行程に沿って書いてゆきたいと思います。
ここ数日探したのですが、プリントした写真は残っているのですが、ネガが見つからず。。。
それでは!
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