若干更新しました
3月以降のテレワークを中心とした勤務形態で生じた、
自宅にいる時間を活用すべく事に、過去写真のデジタル化というのが有ります。
意外とテレワークで自宅にいる時間が長くなっても、仕事の合間合間の10分程度に収まる時間で何度も活用できる用事って何だろう、という辺りから来ています。
そこで思いついたのが、このフィルムのデジタル化で4月某日にEPSON GT-X980を購入し活用しています。
実は過去10年程前にニコンのフィルムスキャナ「SUPER COOLSCAN 4000 ED、以下4000ED」を購入・今も所有していて、これを使えるように下記の流れで行こうと考えて当初は新規に買い物するつもりは無かったのですが...
①.現在のOS Windowas10でのサポートはとっくに(win2000やMeまで)無い。
②.①の対処としてNIKONから配布されていたソフトNikon Scan 4をWin10に入れて、ドライバ設定ファイル等を無理やり書き換えて動かす。
を考えていたのですが、ネットで調査する過程で(というか現行製品は無いのかも調べ)、現在では所謂フィルムスキャナという物で現実的値段の物は無いが、フラッドヘッドスキャナというカテゴリーの物が有る。
元々この製品のターゲットには、フィルムのデジタル化にの他に、本や写真等の印刷物も取り込める事も含まれている様です。フラッドヘッドスキャナーの名前の通りですね!
流石にプリンターを主力商品としているメーカーは、カメラメーカーがフィルムだけを考えて製品化しようと考えるのとは、発想が違いますね。
ニコン以外のカメラメーカーも大体同じ様に1スリーブ毎にしか作業出来なかったと思います。
ここで、4000EDのネガティブな要素を
・上記のとおり、Win10で動くかどうかわからない
・動いたとしても、取り込みに膨大な時間がかかる
テレワークだから以前とは状況は違うと思い立った訳ですが、
フィルム1本7スリーブ※を取り込む場合、1スリーブ2時間程度かかり、フィルムのセットと取り込み
操作を7回繰り返す必要があります。
※36枚撮りフィルム1本の場合、最初と最後のスリーブは6コマとならない為、スリーブ数が1つ増え
7スリーブで現像から上がってきます。いくら合間に出来るとは言っても、現実厳しいのは明らか。
一方、EPSON GT-X980のポジティブな要素は
・現行製品であること
・1度に取り込める枚数、中判・大判フィルムの取り込みも可能
1度セットすればスリーブならば最大18コマ、マウントならば12枚と4000EDで
懸案となっていた部分がだいぶ軽減されていそう。
EPSON GT-X980の不安要素は
・画質的にどうなのか
やはりカメラメーカーとプリンターメーカーでは満足するレベルが違うのでは、という偏見的な不安
・現行製品といいつつ発売開始から6年経過の製品
先代からこのX980が発売されたのは7年が経過してからでした。
購入直後のモデルチェンジも何となくだし、とはいえこの時代にモデルチェンジ
が有るのだろうかという思いも有ります。
こんな思案している最中、
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で、まんまと浜ってしまい、ポチリました。
ほんとは店舗で見て買いたかったんだが、このご時世外出もしづらく大丈夫だろうと!この結果、一時は失敗したかと思う事となるのですが....
購入前から寸法確認していましたが、結構デカイです。またフラットヘッドなので、
上部に蓋を上げてフィルムセットするので上の空間も50センチくらいは欲しいです。
次回は買った結果どうだった、という観点で書きたいと思います。
付属のソフト「EPSON Scan」で取り込み中のキャプチャです
※1.6コマづつにフィルムをカットした状態の物(一般的に現像して出来上がったネガ)、他にマウントやスライドという呼び方で1コマ毎に紙等で枠を付けた物もある