あれは俺がまだ10歳か11歳の頃だったろう?
夏の商店会での夜店に家族で出かけた時、カメラ店のショーウインドウにひと際目立つ存在の中判カメラが有った。
黒光りするボディに意表を突く木製グリップ、その姿が今でも鮮明に焼き付いている。
ペンタック 6×7、現在風には「バケペン」と言うらしい。
ゴールデンウイークにも伯備線(本当はもうとっくに記事として掲載予定なのですが)
の撮影をしてきましたが、美しい新緑や水を張って間もない田んぼ等周りの景色を生かした風景鉄道写真と言える撮り方が多くなりました。
そこで問題になるのが、フィルム撮影での画素不足(フィルムの粒状性が足らない)を意識するようになった事と、同一ポイントでお会いした方々で67で撮影されておられる方と話した事から欲しくなっていました。
フィルムの種類ま限られれ値上がりもし、67本体やレンズも劣化し動作不良たものが多く、冷静に考えると今更手を出すべき手ない事は明らかです。
でも、今ならまだ中判フィルム撮影を行える(という悪魔のささやき)間でこの1カ月迷っておりましたが、色々実店舗やらネットやらさがしており、6月7日前に入手しました!
まずは55mm広角レンズでフィルム何本か撮影し、慣れてゆきたい。
バケペンは、下記4段階に大別されますが相棒となったのは「67」で比較的新しい方で綺麗でマズマズのコンディションの物です。
6×7前期:ミラーアップ機能なし
6×7後期:ミラーアップあり
67(×がなくなった)
67Ⅱ:電子化制御化され絞り優先オートが付いた(AEファインダー)
67Ⅱはマズマズ程度のものであれば30万円越えでとても高くて、というのも有ります。
冒頭夜店でみたウッドグリップ付きの物(単品で2万円位するので)を探しました。
これから、よろしくな!
末永くこの相棒とも付き合って行きたいと思います!!!