いよいよ人生初の北海道ツーリング出発当日から書いてゆきます。
2~3日分づつ数回に分けて書こうかと思いましたが、
書き始めるとどう変化してゆくか分かりませんが1日単位で
記事にしてゆきたいと思います。
なにぶん26年も前の事、人生初とは言ってもかなり忘れており、
断片的な記憶、残された写真、調べ返した情報、当てにならない推測
から構成してゆきたいと思います。
出発日の仕事は、俺は午後半休、S・Hさんは一日休み、だったと思います。
なので金曜日かな?12時に仕事を終えて(当日早朝に荷造りとバイクへの積載
を終えて出社した様な)一目散に寮へ到着し、13時か遅くても14時には会社の
寮を出発したのでしょう。
こういう時には、職住接近は良かったです!
ここで、当日のルートを!
当時の俺らは北関東に住んでいたので、佐野藤岡か栃木インターから東北道を北上
しました。
本日のミッションは「仙台港20時30分(記憶では)発の苫小牧活きフェリーに乗る事」です。
これしかありませんし出来なければ、どうにもなりません。
栃木県内最後辺りのパーキングだったと思いますが、最初の休憩。
この時点で15時台で16時までは行って無かったと思いますが、
S・Hさん「あまりゆっくりしていられないなぁ!あと、3時間だろ」
俺「・・・・」内心、あれっ?3時間???と微かに思ったが、フェリーに乗るには
出発の2時間前までには受付を行い、諸々あるのでその分加味して、かな?
こうして、北上を続けます。
恐らく1度は給油をしているでしょう。
S・Hさんのゼファー1100も俺のダイナワイドグライドも満タンからの
航続距離が300キロ少しだったと思います。満タンで出発していても流石に
チャレンジする距離ではありません。
こうしている間に時間的余裕が無くなり、スピードを上げて急ぐようになりますが、
福島と仙台の間の交通量の多さと経験の差から、S・Hさんから俺がかなり遅れを
とるようになります。
それでも東北道を降り、仙台市内?までたどり着いたのですが、仙台港への道が
分からなくなり渋滞にもはまり(※1)、港の気配は全くない市街地辺りで18時頃を迎えます。
S・Hさんが路肩にバイクを止め、「駄目だ!もう間に合わない!諦めよう!」と汗を滲ませ発する。
俺「えっ!なんでですか???」
S・Hさん「だってもう出航時間だろ!ほんとは何十分か前には受付無いといけないのに、もう乗せてくれないよ!!」
俺「えっ!出向時間は20時半ですよっ!!」
S・Hさん「えっ、マジで!途中であと3時間とか会話してただろ~」
俺「ええ、何かおかしいし、ひどく焦っているなぁ~とは思っていたんですけど。。。」
S・Hさん「なぁんだよ~、でも良かった。ちょっと缶コーヒーでも飲もうぜ!」
こんな雰囲気の会話を覚えてます
多分計画編で書いた、MOTOトレインを断念して太平洋フェリーの予約手続きを
は俺だったのでしょう。その為、S・Hさんとは時間や席と料金について会話した
のみで予約後は、あまりフェリーについては(※2)会話していなかったのだと思います。
その為に、20時半、20時半、ハチジハン、ハチジハン、ジュウハチジジハン、18時半となっていた !
缶コーヒーで一息ついた後、S・Hさん「行くか!そうは言っても、余りゆっくりしてられないだろ!」
俺「行きますか!!」
こうして、無事にフェリー「きそ(初代、2020年現在は2代目)」に乗ることが出来ました!
こうして、乗船出来た初フェリーですが、船内では夕食はとってないかもしれません。
記憶にあるのは、
・車両甲板から重い荷物(勝手がわからず大荷物を持ち込んだような)を汗だく
になって客室まで階段を上がった。
・甲板に出てベンチに寝転がり、仙台港の夜景が見えなくなる辺りまで会話して
いると寒くなって来たので船室に入った。
・確か東北道でついてゆけなかった事や時間の勘違いの話をしたんだろう...
位です。風呂や船内の記憶は驚くほど無いです。
余談ですが、写真を見て気付いた点を幾つか。
・今の北海道ツーリングに比べるとひどく荷物が少ないです。
テントや道具もコンパクトだし、着るものも極限まで減らしているのです。
・俺はタンクバックを使っていないのはビックリ。ワイドグライドのタンク形状
は使いづらいのですが、現在の利用頻度から使用しないなんて考えられません。
・1993年3月納車されて94年の夏まで、ペダルを踏み易い物に替えている
以外ド・ノーマルですね。この頃にはもう少し替えていると思いましたが。
※1:数年前にも仙台市内に行きましたが、仙台の渋滞の酷さは凄いですね。
正直、今後行きたくない!
※2:そうはいっても、フェリーの運航中は荷物を取りに行けなくなるので、
船内で使用するものはまとめて置く必要がある、位は会話したと思います。
(初)北海道ツーリング1994 2日目に続きます
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