前回記事から時間が空いてしまいました(いつもの事ですが....)。
実はこの1994年北海道ツーリング記もそろそろ終盤という時期になって
探しても見つからなかったフィルムが見つかりました。
カラーネガで撮影していたとばかり思いこんでいたのですが、
初北海道ツーリングという事もあり気合を入れてリバーサル(エクタクローム)で
撮影、しかもマウント仕上げにしていたため鉄道写真とまとめて保存している中に
有るのを全く別の用事の機会に発見しました。
フィルムは全部で6本200枚位の写真です。
さて、7日目迄の記事はプリント写真と現在ネットで入る情報等と記憶から
構成してきましたが8日目以降の前提が変わるのもなんだか、と思いが有りました。
一旦はこれまで通りのプリント写真をベースに一旦最後まで続けて、更新版の別記事としてフィルム画像でアップデートしようと考えながら、フィルムスキャンを続けていました。
しかし、フイルム画像から新たに明らかになる情報というのは思うほど無く、
この8日目以降の記事はEPSON GT-X980でフィルムスキャンした画像をベースに構成したいと思います。
変化点とすると、
写真のコマの順序性がフィルムにより確定出来るようになったので、撮影場所が新たに確定したところなど少し精度向上してはいます。
また、フィルムスキャンした画像の方が、撮影範囲が広く、画像の解像度・階調が
高く、思ったよりも退色も少ない、辺りでしょうかね。
ただ、保存状態は6本のうち初日~2日目の最初の1本にはカビが生えており、
これについてはネットで見ると修復も可能なのでは、という感触なので、
一通り最終日まで書き終えた後に修復にトライしてみたいと思います。
すっかり前置きが長くなりましたが、8日目(上陸7日目)の記事になります。
まずは当日のルートを!
今日は太平洋側を西に進みます!
美しい海沿いの景色を期待してのコースですが、果たして結果は???
予定コースは、
①.納沙布岬には昨夜到着で全く見ていないので周辺散策
②.花咲港で花咲ガニを食らう
③.太平洋シーサイドラインを通って霧多布岬へ
④.厚岸を経由した後は、本日のキャンプ地の塘路湖へ
といった感じですがお決まりの、
細かい記憶は残ってないのですが、写真や現在得た情報から呼び起こした記憶と平仄を合わせて当日の行動推理しています。
さて、S・Hさんは日本一早い日の出を見るために起き上ったけど、俺は夢の中
な朝を過ごして出発の頃を迎える時に、宿のスタッフの方(といっても大学生だったかな?)と話しながら荷造りを進めてました。
その時、彼も「私もそろそろ出たいんですよね~」的な事を言うので聞いてみると
彼は一人旅の途中に宿の主人につかまってスタッフとしてバイトして行け!と捕まって1か月くらい経つんだ!と言っていたのを思い出す。
当時の俺はそんな事が有るんだ、と思っていたけれど「とほ宿」「農家の繁忙期のバイト」など旅人を当てにしている雇い主というのも結構いるもんなんだ、というのをこの数回の北海道ツーリングで知ることになります。
当時灯台の裏側に海面近くまで降りれる個所があり(東側なのでこれ以上いけない最東端)そこで1枚!
たしか、海鳥だったか歯舞・色丹を監視するだったか有志?の方々が監視なのか観察なのかする小屋も有ったと思います(違ったらスミマセン)
これが納沙布岬灯台(って肝心の灯台らしい部分は写ってないですが)
プリント写真には残ってなかった、S・Hさんとの2ショット!
2017年現在、この場所よりも手前から入れない様になっていたと思います。
2018年には灯台周辺を全体的に工事していたような。。。
このコマ辺りからまた露出設定を誤っていたようで、無理やり明るさ等を修正!
5本目のフィルムのこのコマだけですが、右側にカビが出ています!
こちらは、今も変わらず駐車場内に有る碑(このコマも露出ミスしています)
ここは、晴れているとすごく美しい所です。基本的には霧が多く寒いです!
因みに↓の2枚、上がフィルムスキャンした画像で、
この下がプリント写真から取り込んだ画像になります。
範囲がずいぶん違うのと、解像感と空の階調が違いますね!
空は白飛びしてしまい階調以前の問題です。
根室花咲港!
この写真はフィルムが見つかるまでは、後で出てくる厚岸港と思っていたのですが、
撮影順序が確定したことで花咲港と判明しました!
この数回訪れた「橋本カニ店」
この商売っ気の無い個性的はお姉さんとご主人が営んでおられました。
1998年頃にたまたまNHKのお昼の番組で、このお店と花咲ガニをご主人が案内されていたのをたまたま見ました。
たしか実家に土産に花咲ガニを3杯送った様な....当時は今の3分の1ほどの値段で、大きな個体が多く、タラバガニよりも安く美味しいのでコスパ最高だが、トゲが痛いカニと思っていた!
太平洋シーサイドライン!
バイクでS・Hさんとの2ショット
天気はまずまずだが、走っていると霧でシールドがぬれて来る、感じだったと思います。
翌年だったか、ムツゴロウ王国というのもこの道沿いに有りました!
見学は当時から出来なかったですけどね!
最近?というかこの後1度もかもしれませんが、訪れなくなったが来る前には
興味を惹かれていた「霧多布岬」
でもこうしてみると、いい景色ですね!
名前の通り、霧が!
このコマも露出的にはミスってます!
いいですね!
このツーリングでは、カメラボディはニコンのFE、レンズは36-72mmズームと135m単焦点を持って行ったと思います。
135mは早い段階で壊れた気がしていたのですが、この画角は135mポイな???
太平洋シーサイドラインの終点の街のイメージが有る「厚岸」
久々に街らしいところに出て渋滞しながら赤い大きな橋を渡ったのを覚えています。
漁港?に入り込んだこの写真を撮った記憶は全くないのですが....
最初この明かりはイカを取るためのかと思ったのですが、さんま漁のようですね。
理由がハッキリしないのですが、
何か此処のキャンプ場にするのは俺は気分が乗らなかったです!
多分ですが、かなやま湖でさんざん蚊に刺されて湖のほとりは蚊が多い、という固定概念がついた為と思います。
とは言え、三里浜キャンプ場なども経験し、気温や風などにも左右される事を学んでいても良さそうなものなんですが、何を気にしていたんだろう、その時の俺は!
9日目につづきます
前日記事(7日目)記事はこちら!