fishtail2017 ~遠くても…空とこの道出会う場所へ~

主にツーリングや日々想う事などを書いてゆきます

(初)北海道ツーリング1994 9日目 釧路湿原~愛国から幸福~襟裳岬(百人浜)

この記事を書き始めた6月23日は沖縄戦75年「慰霊の日」のニュースを観ました。

 

その事件はこの長旅で、このタイミングで、とうとう起こるべくして起こったのでした!

 

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事件現場は、この塘路湖の元村ハウス「ぱる」、出発の朝の事だったと思います。

ここ数日の毎朝の出発では、S・Hさんが例えば「今日は9時出発しよう!」と言っていたにも関わらず、朝が苦手な俺はだいたいこの目標時間の15分~30分程度遅れていましたと思います。

俺は俺なりに、毎日場所を変えての旅もいいのだけれど、ルートの工夫などで連泊を1・2か所入れてテントの設営・撤収の手間を省けないものか、等細かな思いが積み重なっていた状況でした。

で、この朝も毎度の如く目標時間に準備が整わない俺にS・Hさんは「もう帰りのフェリー迄、お互い好きに廻るでいいだろう!」的な言葉を....

俺も俺で、あと2日なら廻れるだろう、不安一杯ではあるけれど、この1週間で何とか廻れる位の自信が付いて来たそんな時期でした!

それも良いんじゃないか!と思い、朝食か休息で入った軽食コーナーのようなお店で「どこで別れますかねぇ」と一抹の不安を押し殺して発言!

S・Hさんは「まあ、いいよ~一緒に廻ろう」的に言ってくれて内心、一安心!

そんな「青い」頃でした!

 

さて、当日ルートです!

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①.事件現場の塘路湖を出発後、釧路湿原を見ようとする

②.釧路和商市場へ食事

③.愛国駅から幸福駅

④.百人浜オートキャンプ場へ

だいたいこのようなルートですが、こうして見ると4日目ではなく、今日に帯広で豚丼を食べたかもしれないですね!

北海道ツーリングは天候を観ながら宿泊地を決定するために、結果的には非効率なルートになることが多いですからね!その場その場では最善の選択をしているのですが....まあそもそも効率よく楽しむなら車ですね!

 

出発してまずは釧路湿原です!

中学校の担任の先生が新婚旅行で行った時の話をしていたのが印象に残っていて見たいと思っていました。

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しかし、バイクツーリングでは楽しみずらいでしょうか?

そもそも湿原の中心部まで道路は無く、湿原周辺の高台にあるいくつかのの展望台から眺めるくらいしか無いと気付いたのは、廻ってみてからでした。

アウトドア系の楽しみはその地に時間を割いて楽しまなければ中々その地の良さがわからないです。

 

満面の笑みのS・Hさん、どんな事が有ったのだろう

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 釧路湿原の後は写真が無くて残念ですが、釧路の和商市場へ行きました。

有名な「勝手丼」の事は知っておりご飯を買って好みの魚介を載せてゆくのも良いのですが、なぜかその時の気分なのか「これだけ食べるところがあるんだから食堂もそんなにボッたりしないだろう」と思い市場の中の食堂で食べる事に!

今でも忘れませんが、2人ともイクラ丼を頼みた!

1500円だったと思います(相当当てにならないですが、何故かその値段が今でも出て来る!)

で、いよいよイクラ丼の登場です!おばちゃんが「お待たせしました~」の声と共に運んできたその丼には、広々と白米が見える中、中心部の少しのイクラが....

2人とも、思わず身を乗り出して目を疑いました!!!!

。。。。

残念な気分で食べました、味はもちろん覚えていない。

凄く混んでいたんですけどね~

 

その後は、当時は既に廃線となってしまっていた愛国駅から幸福駅へと見て回ります

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またも露出を誤っていました。カメラが壊れていたのかもしれません。

ツーリングでカメラを持って行ったのがそれほど無かったので、バイクへの積み方が悪く振動を受けていたのが原因かもしれません。

 

廃線から数年しか経っていない時期だったと思いますが、廃線時に話題になり注目を集めていたので結構多くの観光客がいました。

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地元のおっちゃんが話しかけてきて、ライダーハウスをやっている良かったら来て、と営業活動でした。

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当時は今よりはるかに多くのライダーハウスが有りました。

中には無料な所も有ったり、でも無料のところだと長居して「主」のようになった人もいたりと、中々利用する気分にはならず今まで経ってます。

 

ルートからすると広尾から黄金道路までの間でしょうか?

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百人浜オートキャンプ場に向けて移動途中と思われます。

黄金道路は当時は今ほど立派なトンネルが貫いている訳でなく、海岸沿いに覆いのついた潮と風と霧で雨が降ってなくてもカッパを着る必要が有りました。

ま、いまでもトンネルは立派だが、路面は濡れてるのでハーレーの様に雨をカウルで処理してくれないバイクだとカッパ必要ですけどね!

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薄暗くなる頃に百人浜オートキャンプ場に到着!

だだっ広い草原地帯から林の中にある事で意外と風は問題にならなかったような気がします。

恐らくフィルムがあまり残ってなかったか、夕暮れで写真を残していないのが残念!

 

次はいよいよ、最終回!

それでは!

 

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